【RIZIN】朝倉未来が復活KO勝利！鈴木千裕を大出血させ、ドクターストップ
朝倉が鈴木に勝利！！
『RIZIN男祭り』
2025年5月4日（日）東京ドーム
▼第15試合 RIZIN MMAルール 5分3R 66.0kg
〇朝倉未来（JAPAN TOP TEAM）
TKO 3R 2分56秒※出血によるドクターストップ
●鈴木千裕（クロスポイント吉祥寺）
朝倉は、これまでストライカーとして、数々の強豪を撃破してきたが、昨年には元K-1の平本蓮に打撃の勝負で敗北。今年に入ってから、グラップリングコーチの竹浦正起氏と寝技のトレーニングを毎日行っており、総合力が勝負のカギか。
対する鈴木は、昨年末にクレベル・コイケに判定負けで、保持していた王座を失ったが、”ベストバウト”と呼ばれる激闘を展開。今年3月には、カルシャガ・ダウトベックに、スプリット2-1で判定負けしたが、評価は落としていない。
1R、朝倉が左フック、ハイを技を散らし、タックルを仕掛け、テイクダウンに成功。鈴木は四の字ロックも、朝倉は左右のパウンドを強打。朝倉はコーナーに押し付けるような形で、圧をかけて、トップキープでラウンド終了。
2R、近距離でパンチの打ち合いから、鈴木がフックを空振り、朝倉はすかさずタックルを仕掛けると、足をかけてテイクダウンに成功。1Rと同様のコーナー際で、鈴木は寝かされてしまう。場内は未来、千裕コールが鳴り響く。鈴木は何とか立ち上がりたいが、朝倉がトップを取り続ける。
2Rまでは完全に朝倉のペース、鈴木の勝利には、KOかダウン以上が必要だろう。
鈴木の強打！
3R、鈴木は左ロー、距離を詰めて左右フックを強打。鈴木が強烈な右フックをクリーンヒットさせるが、朝倉は倒れずに左フックを返す。今度は朝倉が組み付いて、グラウンドで上になる。鈴木が眉付近から大出血し、ドクターチェックも、傷が深くドクターストップ。
朝倉が元王者・鈴木を下して、復活の勝利を掴んだ。朝倉はマイクを持つと「強くなって帰ってきました。東京ドーム、満員の景色で復活できて嬉しいです。良くないときもずっと応援してくれてありがとうございます。またすぐに戻ってきます。朝倉未来は最強じゃないといけないので」と語った。
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