【RIZIN】ぱんちゃん璃奈が悲願のRIZINデビュー勝利、判定で百花を下す
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN.30』
2021年9月19日(日)さいたまスーパーアリーナ
▼第1試合 スペシャルワンマッチ RIZINキックボクシングルール:3分 3R(46.5kg)
〇ぱんちゃん璃奈(27=STRUGGLE)
判定3-0 ※30-28×2、30-29
●百花(28=魁塾)
ぱんちゃんはデビュー以来、11戦11勝(2KO)と無敗記録を持つ注目ファイター。今年5月にはWMC日本女子ピン級王者・MIREYに右ストレートで1R KO勝利。7月には強打で注目のミネルヴァライトフライ級王者sasoriとの一戦にも競り勝っている。
対する百花はぱんちゃんの約4倍となる40戦のキャリアを持ち、ガムシャラに前へ出て打ち合いを挑むことから“浪速の喧嘩小町”の異名を取る元NJKFミネルヴァ王者。
1R、オーソドックスの両者は引かずに打ち合いを展開。互いに気の強さを見せるが、ぱんちゃんの右ローのヒットがやや目立つか。
2R、パンチを振るって前に出んとする百花だが、ぱんちゃんはリーチを活かして空振りさせ、前蹴りと右ローを当てる。百花に対し横へのサークリングでかわすぱんちゃん。
3R、ぱんちゃんはリング中央に進み圧を発していく。百花が入り際にパンチを合わせても、ぱんちゃんは下がらずリーチを活かした右ストレート、右ローで応戦。両者最後は近距離で引かない打ち合いを繰り広げて終わる。
判定は30-28、30-28、30-29で、ぱんちゃんが3-0で勝利。悲願のRIZINデビュー戦を白星で飾った。
マイクを取ったぱんちゃんは「期待して見てくださった方がたくさんいると思うんですけど、倒せず申し訳ないです」と判定勝利に笑顔がなかったが、「またRIZINに立ちたいと思いますので、華だけでなく実力のある選手として迎えてもらえるよう応援お願いします。RIZINありがとうございました」と挨拶した。