【RIZIN】豪腕対決は昇侍が衝撃の失神KO勝利!“二刀流”のKNOCK OUT王者・鈴木千裕を下す

2021/09/19(日)UP

昇侍のカウンターの左フックが炸裂!

RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN.30』
2021919日(日)さいたまスーパーアリーナ

▼第2試合 スペシャルワンマッチ RIZIN MMAルール:5分 3R(66.0kg)
〇昇侍(38=KIBAマーシャルアーツクラブ)
TKO 1R0分20秒 ※左フック
●鈴木千裕(22=クロスポイント吉祥寺)

序盤から打ち合いに出る鈴木

 昇侍は元パンクラス・ライト級王者。06年10月には飛びヒザ蹴りで”3秒”の史上最短KO記録を持つ。DEEPで昨年8月にKO勝利したが、翌9月のRIZINでは朝倉海にKOで敗れた。
今年2月には元谷友貴とDEEPで対戦するも一本負けしている。

 対する鈴木はキックボクシングでKOを量産してきたファイター。MMAでは「RIZINアマチュアMMA2016 フライ級優勝」「パンクラス・ネオブラッド・トーナメント2018フライ級優勝」などの実績を引っ提げ、キックボクシングに転向。3連続KO勝利でスタートを切る鮮烈デビューを果たした。昨年2月の無法島GRAND PRIXで西岡蓮太に判定負けを喫するも、現在までこれが唯一の敗戦。

パウンドを落とす昇侍

 今年3月に開幕した初代KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王座決定トーナメントでは、1回戦、決勝ともに1R KO勝利し初タイトルを獲得。勝利マイクで「KNOCK OUTのベルトを獲ったので、MMAでも戦っていこうと思う」と、キックとMMAの二刀流王者を宣言し、3年ぶりとなるMMAのリングに立つ。

 1R、ローから右ストレートの鈴木はいきなり思い切りパンチを振り回していく。昇侍はその勢いに下がりながらも同じくフルスイングのパンチで打ち合う。
するとコーナー際で鈴木がバランスを崩した瞬間に昇侍の左フックがカウンターで直撃。崩れ落ちた鈴木に昇侍が追撃のパウンドを叩きこむと鈴木が失神し、昇侍が衝撃のKORIZIN初勝利を収めた。

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