【RIZIN】YouTuberシバター、“魔裟斗2世”HIROYAからダウン奪い、最後は一本勝ち、メイウェザー戦に名乗り!
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『Yogibo presents RIZIN.26』
2020年12月31日(木)さいたまスーパーアリーナ
▼第3試合 スペシャルマッチ(MIXルール:1R キックボクシング、2R MMA)
●HIROYA(TRY HARD GYM)
一本 2R 2分38秒 ※腕十字
〇シバター
YouTuberのシバターは04年にパンクラスP’s LAB横浜へ入門し、11年、12年にはTHE OUTSIDERで勝利をあげ、パンクラス、ZSTへ参戦した経験も持つ。タイトルを獲るなど大きな実績は無いが、180cm・94kgの体格とパワーを活かし近年はプロレスラーとしても活躍。いずれも敗れたが朝倉未来、朝倉海、元K-1王者の安保瑠輝也とも対戦している。初参戦のRIZINで誰と戦い、どんな試合を見せるのか。
入場前のVTRでXとされていたシバターの相手がHIROYAであることが明らかとなる。試合は3分2Rで、1Rはキックボクシング、2RはMMAの変則ルールで行われる。
シバターはヒカル、てんちむといったYouTube仲間の“炎上軍”とともに先に入場し、HIROYAを待つ。
1R、シバターはローで先制し、プロレス式のロープワーク、胴回し回転蹴りを見せるなどやりたい放題。だが、ローこそ浴びるがうまくHIROYAの攻撃をやり過ごす。「来いよ、コラ!」と挑発し、パンチが効いたかのように体をフラつかシバターはHIROYAを誘う。そしてHIROYAが振るった右スイングフックをかわすと、右ショートアッパーをカウンターで当て、シバターはダウンを奪取する。
2R、シバターはダッシュでHIROYAに向かうと引き込んで腕十字。腕を伸ばし切られたHIROYAは、タップと思しき動作を見せるも何とか逃れ立ち上がる。右ストレート、左フックをシバターにヒット。フラつくシバターだが再び引き込む。だがHIROYAはこれに付き合わず立ち上がり、ロー、右フック、右ハイキックと襲う。しかしシバターは倒れず、タイムアップにより両者引き分けとなった。
シバターはマイクを取ると「HIROYAくん、決着はどこかでつけたいね。2戦目はパチンコでどうだ?」と決着戦を提案。「さらにYouTuberは強いんだよ、まだまだ試合するぞ! 次はメイウェザーだ!」と息巻いた。
続いてHIROYAもマイクを取り、オファーに迷ったものの、格闘技・RIZINを盛り上げるために試合を受けたことを語った。
一度は両者引き分けとなった試合だったが、第2Rにシバターの腕十字でHIROYAにタップと思われる動作があり、試合直後からRIZIN MMAルール第24条に基づき試合結果を保留とし、映像検証も踏まえ、競技運営機構の審議の結果HIROYAのタップアウトを認め、試合結果は2Rシバターの一本勝ちに変更となった。