角田夏実、約40キロ差の激闘「まだ身体が痛い」サウナで見せたマッチョボディも成果か！大型選手らに勝利
角田夏実、サウナではマッチョボディ、その後の試合では体重４０kg差を乗り越え勝利（角田夏美Youtubeより）
女子柔道パリ五輪48kg級金メダリストの角田夏実（32）が10日、自身のYouTubeで、4月に出場した「体重無差別」の全日本大会についての感想を述べた。試合前にはサウナでムキムキボディを見せた角田。試合から10日後の今回の映像では、「めっちゃ体が、座っているのも痛い」という。
角田はこの大会に向けて筋力を強化し、通常は48kg級に出場しているが、今回は53kgで出場した。試合前にはウエイトトレーニングにも励み、サウナではムキムキの背筋と太い腕を見せていた。そのおかげか、大きなパワー負けはせず、約40kg差の対決などを乗り越え、3回戦まで進出した。
1回戦では約40kg差をしのぎ、2回戦では20kg重い相手に巴投げで有効を獲得。3回戦では、2024年の国際大会「グランドスラム東京」で準優勝した寺田宇多菜に、判定3-0で敗れた。
約40kg差の相手が足払い！これは強烈に効いたようだ
角田は「1回戦、40kg差くらいあって全然動かなかった」と言いつつも、「巴投げで完全に投げられないにしても、相手がうつ伏せに落ちるなど、技が何回かかけられた」と手応えを実感。相手の技については「一発一発がやばかった。効いてる風を出すと判定で負けちゃうので。（相手の道着を）掴んだ時に振り払われて、肩が外れるくらい動作が力強く、振り回されてた」と語り、40kgの体重差は予想以上だったようだ。
記者が試合後に角田に取材し、「1回戦のカーフキックのような足払いは痛くなかったのか」と尋ねると、「めっちゃ痛かったです」と微笑みながら打ち明けてくれた。
4月、無差別全日本で20kg以上重い相手に巴投げ！有効を取る
1試合目が終わると「次の試合、私できるの？というくらいグタッときちゃってやばかった」というが、2回戦、3回戦とそれぞれの感想を述べ、戦い抜いたことを報告した。体重差があっても投げられなかったのはあっぱれである。次戦は決まっていないというが、来年の無差別全日本には「予選から出ようかな」と興味を示した。元来の負けず嫌いで、負けたままでは終わりたくないという気持ちが強いようだが、来年は果たして――。
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