ヴァンダレイ・シウバのリング乱闘騒ぎ、訴訟問題に発展!=不意打ち殴打で顔面骨折
9月28日(日本時間)ブラジルでボクシングマッチに出場した元PRIDEミドル級王者のヴァンダレイ・シウバ(49=ブラジル)がリング上の大乱闘で顔面殴打を受け大怪我したが、訴訟問題に発展することになりそうだ。
【フォト&動画】シウバが乱入者に殴られ、失神KO!目が潰れた大アザ顔も
シウバは格闘技イベント『スパテン・ファイト・ナイト2』で久々のリング復帰。元ボクシング2階級制覇アセリノ・フレイタスとボクシングのエキシビションで対戦も、3度の頭突き行為でシウバは失格負けに。
大荒れとなった試合の終了直後、不満爆発の両陣営がリングになだれ込み、大乱闘。その際にシウバは相手陣営の一人から殴られ、“失神KO”されてしまった。
病院へ緊急搬送されるほどの重傷を負ったシウバ。大会後に自身のSNSで片目が完全に潰れた大アザの顔を見せ「頭痛が酷い、検査に行く」と動画をアップしたが、その精密検査で、鼻の複数箇所の骨折、両目の眼窩底骨折、複数の裂傷が判明したという。
この乱闘騒ぎで、シウバとフレイタスはブラジルボクシング評議会から180日間の出場停止処分を受けたが、事態はそれで収まらなかった。
シウバは自身のインスタグラムで「眠れないし、酷い痛みと不快感に襲われる」と日常生活に支障をきたしていることを明かすと、「このままではいけない。これは間違いなく犯罪行為であり、あらゆる犯罪行為は司法制度によって裁かれなければならない。私はこの正義を求める」と、自分を殴ったフレイタス息子のラファエルに対し法的手段に出ることを示唆した。
シウバは昨年10月に慢性外傷性脳症(CTE/別名:ボクサー認知症)を患っていることを告白していたが、今回の負傷は、彼の今後の日常生活を脅かすほどのものだ。怪我の早期回復と共に、事態が収まることを祈りたい。
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