【RIZIN】サワーが善戦するも西浦ウィッキーの寝技に敗れる
RIZIN FF事務局
「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント&女子スーパーアトム級トーナメント1st ROUND -秋の陣-」
2017年10月15日(日)マリンメッセ福岡
▼第13試合 RIZIN MMAルール 70.0kg契約 1R10分・2R5分
○西浦“ウィッキー”聡生(KRAZY BEE)
判定3-0
●アンディ・サワー(オランダ/S-cup世界トーナメント2002・2004・2008・2012王者)
K-1 WORLD MAXやシュートボクシングのS-cup世界トーナメントを制したサワーが、RIZINで3戦目に挑む(総合格闘技の試合は4試合目)。対するは打撃を得意とするベテランの西浦。
1R、打撃の展開からサワーが組み付くという意外な展開。バックを取られた西浦はサワー脳をアームロックに捕らえ、そのまま投げて寝技に持ち込む。上に乗った西浦はパウンド。サワーは下から蹴り上げるが、西浦がマウントからサイドへ。腕十字にいくが、サワーは脱出して立ち上がることに成功。
再び胴タックルで組み付いたサワーがテイクダウンするが、西浦はまたもアームロックの体勢に。サワーがバックを奪いにいくと西浦は体勢を入れ替えて上になる。残り15秒でサワーが立ち上がり、寝ている西浦を蹴った。
2R、バックを奪って寝技に持ち込んだ西浦がツイスター(グラウンドコブラツイスト)を仕掛ける。これをしのいだサワーがバックマウントを奪って背後からパンチを打つ。もがく西浦だが、サワーは4の字フックで西浦のボディを挟んで最後までパンチを打ち続けた。
善戦したサワーだったが、判定は3-0で西浦が勝利。サワーにとって厳しい結果となった。
写真:© RIZIN FF