【RIZIN】KINGレイナが苦戦、初の判定決着に
RIZIN FF事務局
「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 バンタム級トーナメント&女子スーパーアトム級トーナメント1st ROUND -秋の陣-」
2017年10月15日(日)マリンメッセ福岡
▼第12試合 RIZIN女子MMAルール 75.0kg契約 5分3R
○KINGレイナ(FIGHT CLUB 428)
判定3-0
●クリスタル・ストークス(アメリカ/Team cyborg)
MMA6戦全勝、柔道70kg級インターハイ3位、全日本サンボ優勝の実績を持つKINGレイナがMMAデビュー戦のストークスと対戦。
1R、身長が23cm高いストークスに対し、レイナはタックルに行き、グラウンドに持ち込み上から攻めて行くが、ストークスは返して上になり立ち上がる。
レイナは組みついて払い腰で投げ、テイクダウン。サイドポジションから側頭部に膝蹴り、そしてパウンドを打つ。絡みついて防ごうとするストークスだが、レイナがアームバーに持ち込んだところで1R終了のゴング。
2R、お互いに探るようなジャブからレイナがオーバーハンドフックを繰り出す。レイナは右ローをキャッチするとテイクダウンするが立たれてしまう。寝技になるとストークスが上になる。
バックマウントをとられて、身体を伸ばされ絶体絶命のレイナ。ストークスはパンチを打ちながらスリーパーを狙う。レイナは亀の状態に戻って耐え、腰を上げてストークスをマットに落としたところでラウンド終了。ピンチをしのいだ。
3R、右オーバーハンドフックを何度も放つレイナだが、リーチの差もあり届かない。ストークスは長いリーチからのジャブで距離を取る。しかし、レイナの右ローにストークスが明らかに効いたリアクション。
レイナは右ローで攻めて行き、そのたびにストークスは痛みから足を上げる。レイナの左ボディからの右フックにもグラつくストークス。レイナは右ローを連打していったが、RIZIN3戦目にして初の判定に。3-0でレイナが勝利を収めたが、不満顔だった。
レイナは「まあ、判定ですいません。ごめんなさい」と判定決着になったことをファンに謝ると、「微妙な試合でしたが、大みそかはもっと成長して頑張るのでよろしくお願いします」と、榊原信行・実行委員長と高田延彦・統括本部長へ紙袋に入ったちょっと早いお歳暮を渡した。
写真:© RIZIN FF