柔道女子選手、ボディコンテスト出場もマッチョ過ぎでマイナス点に!?異色の挑戦も次は意欲
ゴールドジム主催の『マッスルゲート川崎大会』が16日、神奈川・カルッツかわさきで開催され、ウーマンズレギンス[163㎝超級]に現役女子柔道選手の野澤知莉が初登場。スポブラにレギンス姿で、柔道で鍛え上げた肩と腕、大きな背中に太腿やヒップ、割れた腹筋を見せた。
しかし、その見事なボディも、この競技で勝ち上がることはできなかった。彼女が出場したのはレギンスのカテゴリーであり、程よく鍛えられたボディが評価されるものだからだ。ウーマンズレギンスには、もう1つレギンスフィットネスというカテゴリーがあり、より筋量を求められ、鍛えられた筋肉も加味されるものとなっている。
野澤は7歳から柔道を始め、トレーナーを志し早稲田大学のスポーツ科に入学すると、柔道女子部の主将を務め数々の大会に出場。22年度の柔道全日本学生体重別選手権 女子70kg級で準優勝を飾るなど活躍した。
卒業後は実業団に所属し、今も現役で大会に出場している柔道家だ。
ボディコンテストは今大会が初出場の野澤。出場の理由を聞くと「トレーニングが好きで、いろんな人に出てみたらと勧められて(出場しました)。でもピックアップに残らなかったので…」と、決勝進出を逃し悔しさを滲ませた。
野澤が出場したウーマンレギンスの部では筋肉の量より全体のプロポーションが重視されることもあり、この部門としては筋肉が大きすぎたと敗因を分析。
また、彼女は早稲田大学の柔道部に在籍中、ヘルニア腰の椎間板ヘルニアを発症している。
「柔道はできなくはないが重いものを持てなかったり(することもあります)。でも運動は好きなのでなにかしたいなと思っていて。自分自身のモチベーションにもできたらなと」と出場の理由は怪我の影響もあると語った。
今後の大会の出場予定について聞くと「12月のゴールドジムジャパンカップに出てみたいなと思っていて。4月12日の栃木の大会にもエントリーしてます。決勝ラウンドには上がりたいです!」と笑顔で意気込んだ。
さらに野澤は柔道の全日本シニア大会(63kg級)に向けて減量の合間だと語っていた。「これからも柔道の選手としても活動していきたいが、第二の人生として経験を積んでいきたい」と今後も柔道を続けながらボディコンテストにも挑戦する予定だとした。
柔道と体型のバランス調整が難しいと語る野澤だが、次回大会ではどのようなボディに仕上げてくるのか、彼女のボディのレベルアップに期待したい。
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