【RIZIN】ギャビが堀田を41秒でTKO、神取とフィーメル対戦表明で大混乱
RIZIN FIGHTING FEDERATION
「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント Final ROUND」
2016年12月31日(土)さいたまスーパーアリーナ
▼第5試合 RIZIN女子MMAルール 5分3R 無差別級
○ギャビ・ガルシア(ブラジル)
TKO 1R 41秒 ※パウンド→レフェリーストップ
●堀田祐美子(フリー)
当初はギャビと神取忍(52=LLPW-X)の対戦が決まっていたが神取が負傷欠場、代役として同じ女子プロレスラーの堀田祐美子(49=フリー)が緊急参戦した。
堀田は元々は極真空手出身で、師匠は極真世界選手権大会を2連覇した中村誠。1985年に18歳で女子プロレスラーとしてデビューすると、“暴走女王”の異名を持つなど活躍。過去にはMMAの試合も経験しており、2012年2月には初代DEEP女子無差別級王座を懸けて、ジョージ・ルーカスの娘であるアマンダ・ルーカスと対戦し、敗れるも3Rまで粘った。
1R、試合が開始されると堀田はロープに飛んでのロープワークを見せて場内を盛り上げたが、あっさりとギャビに捕まってパンチ、ヒザ蹴りをもらう。ギャビの右フック連打をもらって倒れ込み、ギャビはパウンドを連打。堀田は防戦一方となり、ギャビが圧勝した。
試合後、神取が「次は私とやれ」とアピールするが、ギャビは無視して「RIZIN誕生1周年おめでとうございます。今日は堀田選手に敬意を表したい。試合を受けてくれました。そして皆さんに、実は私のハートは日本の女の子なのよ、と伝えたいです。堀田選手は優れた選手です。ありがとうございました。感謝しています。私は日本で戦うことが出来て嬉しい。私は日本が大好きです」とマイクで語った。
堀田もマイクを持ち、「神取さんに次はこの仇を取ってもらいたいと思います」とアピール。神取は「皆さん、今日は本当にごめんなさい。でも堀田のアツい気持ちは伝わったと思います。必ずこの仇は私が取ります」と、ギャビと必ず対戦すると誓った。
するとここで突然、ドイツ人女子プロレスラーのアルファ・フィーメル(ジャジー・ガーベルト)がリングに上がり、「ギャビおめでとう。この場を借りて挑戦状だ。私こそがギャビの相手にふさわしい」とアピール。ギャビはこのアピールに怒り、マイクでの怒鳴り合いが始まる。そこに神取も「お前、誰だよ」と割って入り、リング上は大混乱となった。
次にギャビと対戦するのは神取か、それともフィーメルか。