【RIZIN】バルトが80kgの体重差で高阪を圧し潰す
RIZIN FIGHTING FEDERATION
「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント 2nd ROUND」
2016年12月29日(木)さいたまスーパーアリーナ
▼第12試合 無差別級トーナメント二回戦③ RIZINトーナメントルール 5分2R/
延長5分1R
○バルト(エストニア)
判定3-0
●高阪剛(チームアライアンス)
※バルトが準決勝へ進出。
無差別級トーナメント 2nd ROUNDへの進出が決まっていたイリー・プロハースカ(チェコ)が負傷のため欠場。代わりに、昨年末の大会で9年ぶりとなる現役復帰を果たした“世界のTK”こと高阪がトーナメントに出場。9月の開幕戦で藤田和之を下した元大相撲・ 大関のバルトと対戦する。
高阪は46歳、バルトは32歳と両者は14歳差。体重差は80kg近い。
1R、いきなりタックルに行った高阪だがバルトは上から潰す。そして高阪の頭部へヒザ蹴りを見舞っていく。しばらくその状態が続き、ブレイクに。再開後、バルトは片手で高阪の頭を抱えてのパンチ、さらにヒザ蹴り。バルトの一方的な攻めで初回は終了した。
2Rが始まるとすぐにバルトが組みつき、浴びせ倒しでテイクダウン。コツコツとパンチを入れていくバルト。高阪は左目上から出血が見られる。ブレイクとなり、パンチとローを放つ高阪だが、バルトに組み付かれるとテイクダウンを許してしまう。
高阪は両足で相手を挟んで身体を起こすTKシザースを見せて場内をどよめかせるが、バルトはすぐに上から抑え込む。ブレイクがかかり、残り35秒。バルトはすぐに組み付いて高阪をコーナーへ押し込み、高阪にほぼ何もさせず試合を終えた。場内からは一部ブーイングが起こる。
判定3-0でバルトの勝利が告げられると、場内からは再びブーイング。しかしバルトは全く気にすることなく、笑顔で場内へ手を振った。