【RIZIN】ネムコフがヒョードル直伝のパウンドで55秒KO

2016/12/29(木)UP

RIZIN FIGHTING FEDERATION
「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント 2nd ROUND」
2016年12月29日(木)さいたまスーパーアリーナ

パウンドを連打し秒殺KO勝ちを飾ったネムコフ(上)

パウンドを連打し秒殺KO勝ちを飾ったネムコフ(上)

▼第2試合 無差別級トーナメント・リザーブマッチ RIZINトーナメントルール 5分2R/延長5分1R
〇ワジム・ネムコフ(ロシア)
KO 1R 55秒 ※パウンド
●アリソン・ヴィセンテ(ブラジル)

 2014年世界サンボ選手権100kg級優勝の実績を持つネムコフは、チームヒョードルの一員として昨年末のヘビー級世界トーナメントでRIZIN初参戦。1回戦でKSWライトヘビー級王者ゴラン・レリッジに初回KO勝ちを収めたが、続く準決勝でイリー・プロハースカにTKO負けを喫した。今年4月の名古屋大会でもカール・アルブレックソンにも判定負けして2連敗となったが、6月に地元ロシアで迎えた再起戦で初回TKO勝ちを収め、復活の狼煙を上げた。

7J8A5505 RIZIN初参戦となるヴィセンテは、ブラジルの名門シュートボクセの創始者フジマールが自信を持って送り出す29歳のファイター。重い打撃とアグレッシブなファイトスタイルを持ち味としている。魅せる試合をすることを信条としており、32戦のキャリアを通じて勝敗関わらず判定決着がわずかに4つしかないという。

 1Rが始まると同時にヴィセンテが前へ出てパンチ、かわそうとしたネムコフは足を滑らせて転倒。しかし、ネムコフは起き上がって逆にテイクダウンを奪い、パウンドを次々と叩き込んでいく。

 強烈なパウンドの連打でヴィセンテは目を見開いて失神。ネムコフが秒殺KO勝ちを飾った。

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