開始6秒!フック一閃でKO負け、中谷潤人と激闘のコルテスがバッタリ「パンチ速すぎて見えない」
12月20日(現地時間)、メキシコで行われた[Sフライ級10回戦]で、中谷潤人に判定まで持ち込んだアルジ・コルテス(メキシコ)が、ヤヒル・フランク(メキシコ)にまさかの秒殺KO負け。開始わずか6秒で素早い左フックを被弾し、立ち上がれず、公式記録は14秒の衝撃決着に。SNSでは「パンチ速すぎて見えない」と話題だ。
コルテスは、これまで世界戦線で2度タイトルに挑んだ31歳の実力者。23年9月には東京で中谷潤人の王座に挑み判定負けを喫したが、ダウンを奪われながらも粘り抜き、“タフガイ”の印象が強かった。
現在は3連勝中で、WBC同級6位。今回は「2026年の世界戦」へ向けた足場固めと見られ、コルテス優位の予想が多かった。
一方のフランクは23歳の強打者で、戦績は18勝1敗(12KO)、WBC同級11位。昨年は井岡一翔のスパーリングパートナーとしても招へいされている。昨年10月に判定負けで初黒星を喫して以来の再起戦だったが、この日は“たった一発”で流れを奪い切った。
試合は立ち上がり、互いに探るような一瞬があった直後、開始6秒、フランクが踏み込み素早い左フック!これがコルテスのアゴを正面から捉え、背中から崩れ落ちるようにキャンバスへ。ダウンを確認したレフェリーは状態を見てカウントに入らず試合を止め、14秒で幕が下りた。
コルテスにとってはキャリア初の“ストップ負け”。米ボクシング・シーンは「年間の番狂わせ/KO候補級」と位置づけて速報し、記者も「最速級」「文字通りの“ワンパン”だ」と驚きを隠さない。
KOシーンの動画はSNSで拡散され、「まさしくノックアウト・オブ・ザ・イヤー候補」「あのタフガイが」「パンチが速すぎて見えない」と驚きが広がっている。
このあまりに短い衝撃決着は、世界戦線の序列にも波紋を投げかけそうだ。現在のWBC王者は、他にも2団体のベルトを持つジェシー “バム” ロドリゲス。コルテスは再起なるか、それともフランクが一気に名を上げるのか。
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