軍隊が格闘技ジムを襲撃!何があった?ジム生は全員うつ伏せでハンマー突きつけられる=ロシア
2月8日、ロシア・サンクトペテルブルク市街にある格闘技ジムに武器を持った軍隊・警察が突如襲来。約50名ほどのジム生たちを有無を言わせずうつぶせにさせ、6人を連行、12人に軍人登録を執行した。
この瞬間の映像がネットで拡散されているが、ジムは不法移民のたまり場となっており、強制摘発されたものだ。
【フォト・動画】ハンマーを持った軍隊が襲来!50人のジム生がズラリうつ伏せ
動画では、ショッピングセンターの中にあるガラス張りのジムの中に、武装した警察とロシア国家警備隊10人ほどが大挙して突如襲来。
ジムではムキムキタンクトップの男たちが、約50名ほど、グラップリングスパーをしていたと思われる。
警察や軍隊は有無を言わさず、制圧具やハンマーを突きだし、次々、スリープタイ(手を頭の後ろに組ませ、うつ伏せの状態)にさせてゆく。中には更衣室にいたらしく、パンツ一枚の男も。
このショッピングセンターにある格闘技ジムは、若い不法移民の隠れ蓑になっており、当局が情報を掴み捜索したものだった。
ロシア紙「Rosbalt」等の報道によれば、半数が外国人であり、中でも「中央アジア出身の6人」が明らかな書類不備があるとされ即座連行された。
また12名はパスポートはあるものの、兵役登録をしていなかったとされ、軍登録・入隊事務所への召喚状が送られたと言う。
サンクトペテルブルクでは今年に入り、大規模な摘発が行われており、先月末には倉庫で70人が拘留、今月頭には、市場で30人が軍人委員会へ連行されている。
兵役逃れをしていた移民が連行されている者が多いことから、ネットでは”徴兵狩り”をしているのではとの声も出ていた。
しかしウラジミール・プーチン大統領は12月「移民がロシアを尊重するよう、法律を厳格化する必要がある」と声明を出しており、移民専用省庁の設立も視野に入れているとのことだ。今回はその一環であると思われる。
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