【UFC】朝倉海、無念の失神一本負け、王座戴冠ならず、王者パントージャのチョークにタップせず
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『UFC310:パントージャ vs. 朝倉』
2024年12月8日(日・日本時間)米ラスベガス T-モバイル・アリーナ
▼UFC世界フライ級タイトルマッチ 5分5R
〇アレシャンドレ・ パントージャ(ブラジル/王者)
一本 2R2分5秒 ※リアネイキドチョーク
●朝倉海(日本/JAPAN TOP TEAM /挑戦者)
※パントージャが防衛成功
【フォト&動画】朝倉海が失神一本負けの瞬間、前日計量でバキバキのボディも
海は朝倉未来の実弟で元RIZINバンタム級王者。圧倒的な破壊力の打撃で数々の強豪選手を撃破、テイクダウンディフェンスにも定評がある。今回UFC初参戦にして、いきなりのタイトル挑戦となった。
パントージャはブラジル出身の34歳。昨年7月にブランドン・モレノとの激闘を制して王座を奪った後、23年12月にブランドン・ロイバルを相手に初防衛に成功。さらに今年5月、スティーブ・エルセグを退け、2度目の防衛を果たした。打倒極どれも優れたアグレッシブなファイターで、堀口恭司の盟友でもある。戦績は28勝(8KO/10一本)5敗でKO負けは無い。
笑顔を見せ先に入場の朝倉のセコンドにはビリーとエリーのコーチの他、石黒翔也、そして兄の未来がつく。続いてパントージャは引き締まった表情で、ブラジル国旗を背に掲げオクタゴンに向かう。
1R、パントージャがカーフキックを入れ前進。朝倉は跳びヒザを放つもパントージャはそのまま組み、一旦切られるもパントージャは左フックを入れ、再度テイクダウンを狙う。こらえた朝倉だが、パントージャが足を刈りテイクダウン。しかしパントージャが体を起こしたのに合わせ素早く立ち上がる。
朝倉は三日月蹴り、左ロー。さらに右ストレートからボディへのヒザ。しかしパントージャも右ストレートを返す。にじり寄るパントージャに朝倉は跳びヒザ。朝倉は距離を取り、踏み込んでの左フックもパントージャはブロック。関節蹴りを飛ばすパントージャに朝倉はハイキックを返す。
パントージャが組みに出ても朝倉は素早く動いてこれを切る。パントージャは片手クリンチからのダーティボクシングと関節蹴りを飛ばす。
2R、パントージャが左フックを当て、朝倉も右ストレートを当てるが、パントージャは絡みつきサイドからバックを狙う。そこから朝倉を横に振り、よじ登るようにしてバックを取ると4の字ロックを組みパントージャはグラウンドでリアネイキドチョーク。何とか逃れんとした朝倉だが、朝倉は意識を飛ばし、パントージャが極め切り勝利した。
パントージャは勝利マイクで「これがUFCのレベルだ。相手はハイライトリールもあってタフだけど自分の方が強い。最後の4の字ロックは練習でも使っていた。練習仲間の堀口恭司だったりに感謝したい。デメトリアス・ジョンソン、自分が最強と証明したいなら戻ってきて試合をしろ」と叫んだ。
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