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【DWCS】20歳の美女ファイター、勝利も「若すぎる」とUFC契約おあずけ、なぜ試合させたと批判も

2024/10/16(水)UP

20歳のマルティネスだがUFCデビューはお預けに @martinezz_juli

10月16日(水・現地時間)米国ラスベガスで行われたUFC登竜門『ダナ・ホワイト・コンテンダー・シリーズ(DWCS)』の女子ストロー級戦では、過去にハイキック”3秒KO”で話題になったジュリエタ・マルティネス(20=アルゼンチン)が、華麗な蹴りを相手にヒットさせ、2-1判定勝利。
しかし他に勝利した4人のファイターは契約を勝ち取るも、マルティネスの契約は持ち越しに。その理由をUFC代表ホワイトは「20歳になったばかりでまだ若い」と説明し、SNSでは「そもそも、なぜ戦わせたんだ」と批判も起きている。

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マルティネスはテコンドーをベースに、プロMMA7勝(4KO/1一本)無敗。南米MMAイベント『サムライファイトハウス』ストロー級王者で、22年のアマ時代には右ハイキックで”4秒KO”した動画も話題になった。

今回の相手は、4勝(2KO)1敗のレスリー・ヘルナンデス(26=メキシコ)。
試合ではボクシングベースの相手のパンチに、マルティネスは後ろ回し蹴り、飛び回転廻し蹴り、カカト落としなど多彩な蹴りを駆使し攻める。近距離では積極的にテイクダウンも。渾身の飛び2段蹴りもヒットさせ、印象づけると判定2-1でスプリットながら殊勲の勝利を挙げた。

勝利したマルティネス @SC_ESPN

UFC登竜門であるDWCSは、ホワイトの目の前で試合を行い、好印象を与えたファイターが契約を獲得出来るものだ。
今回は5組の試合が行われ、他4人は契約を勝ち取るも、マルティネスの契約は無しとなった。

うつむき泣きそうな顔のマルティネスにホワイトは「君は素晴らしい才能を持っているが、まだ20歳だ、若いんだ。この階級ではまだ小さい君と今すぐに契約すると、君に多大な損害を与えると思う」とまだ若く、ストロー級での身体も出来ていないと説明。

そして「メキシコのUFC PIを使って練習するといい。いずれ契約することになるよ」と契約は先延ばしであると示唆した。

ホワイトのコメントにネットでは「そんなに若いっていうなら、なぜ彼女にDWCSで戦う機会を与えたんだ」「やるべきことをやったのに、不公平だ」と言う意見が続出した。
しかし「フィニッシュか完勝でないと契約は無いよね」「よい判断だ、彼女はボクシングとディフェンスが向上すれば1年で完成する」とホワイトを支持する意見もあった。

マルティネスが20歳で契約すれば、UFC女子史上最年少ファイターとなるが、記録は更新ならなかった。女子では20年、コーリー・マッケンナが21歳で契約しているが、3勝3敗で先日リリースされたばかりだ。この二の轍を踏むまいとしたのだろうという意見もある。
男子では22年、ラウル・ロサスJrが17歳で契約、史上最年少を更新している。

ホワイトは大会後総括で「こんなに小柄な選手がどんどん出てくるようであれば、女子アトム級を創設する必要があるかもしれない」ともコメント。
マルティネスらの健闘でアトム級が創設なれば、伊澤星花を筆頭とした日本の軽量級女子ファイターたちもUFC進出の可能性が大いに出て来ることになる。楽しみにしたい。

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