【ボクシング】井上、ダウン奪って二度目の防衛に成功
▼WBOスーパーフライ級タイトルマッチ 3分12R
○井上尚弥(大橋ジム/WBO世界スーパーフライ級王者)
判定3-0 ※118-109、118-109、116-111
●ダビド・カルモナ(メキシコ/同級1位/挑戦者)
WBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥が挑戦者に同級1位カルモナを迎えて2度目の防衛戦。カルモナは20勝(8KO)2敗5分の戦績を持ち、WBOラテンアメリカ・スーパーフライ級王座を保持していた(現在は返上)。
1R、先に仕掛けたのは井上。スピードある左ジャブ連打から右ストレートをクリーンヒットさせカルモナを追い込む。終始プレッシャーを掛け続ける井上は5、6Rとラッシュを仕掛けカルモナを棒立ちにさせるものの、タフなカルモナは左ジャブ、右ストレートを返していく。
12Rには、手数の落ちないカルモナに対し、ボディブロー連打で削り、一気にラッシュを仕掛けるとカルモナは力尽きたようにダウン。立ち上がった相手に井上が再びラッシュを仕掛けると、カルモナはサンドバック状態となったがここで終了のゴング。大差を付けて井上が判定勝ちし、これで10戦10勝無敗、2度目の防衛に成功した。「これからも勝ち進んで防衛して強い選手とやっていけるように精進していきたい。今日の試合をしているようではまだまだいえないが、海外に進出して色んな経験を積んで行きたい」とアピールした。
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