なんだこの“ミニスカ忍者”は!パルクール女王が川へ大ジャンプ!“信じられない着地”に「これ現実?」
川にかかる大きな橋。そこへミニスカ姿の女性が走ってくると、なんと川へダイブ!…と思いきや、大きくジャンプし、川から直立するボガード(※係船柱、船をロープで固定する柱)の上にピタリと止まった。この動画がSNSで公開されると、3日にして3000万再生され「なんだこのミニスカ忍者は!」と驚きの声が並ぶ。
【フォト&動画】“ミニスカ忍者”、橋から川へジャンプ→ピタリ着地!ビキニ姿も
彼女はオランダ生まれの20歳、ノア・ディオルジナ・マン。7歳の頃からパルクール(※都市や自然の中にある障害物を、走る・跳ぶ・登るといった動作で効率よく移動するスポーツ)のキャリアをスタートし、わずか17歳で、2022年に東京で開催された『第1回パルクール世界選手権』の、女子フリースタイル部門で初代世界チャンピオンに輝いた。
今月3日にインスタグラムに投稿された動画では「ウォーター・チャレンジ」と題して、運河にかかった橋を助走し、そのまま欄干を越えて大きくジャンプ!
あわや川にドボン…と思いきや、川の中に立つ大きなボラードの上にピタリと着地。ポーズを決めてみせた。
帰りには、橋につけられた船用の信号機の上へジャンプ!これも見事に飛び乗ると、橋げたを乗り越え、最後は前方宙返りを決めた。
コメントには「これ現実?」「当然のことみたいに飛んでる」「見ていて心臓発作起こすわ」「間違いなくイカゲームで勝つじゃん」「つまり、彼女は現実世界のピンク・パワーレンジャー(女性戦士キャラ)ってことね」と驚愕の声が並ぶ。
ノアは160cm前後と小柄ながら、ジャンプ力と体幹の強さは男子顔負け。SNSには他にも、柔らかな動きと爆発的な跳躍力で、水辺や街中の障害物を超えてゆく動画が多数アップされている。
中には、その強靭な体幹を裏付けるように、まるで宇宙飛行士が訓練するような特殊な器具を使ったトレーニングも。
たとえば太腿やスネ、肩を完全に固定し、膝の伸展・屈曲運動を精密に測る装置(アイソキネティックマシン)。
パルクールでは筋肉の左右差が致命的になるため、両足や前後の筋力バランスの測定や強化が重要であるからだ。
また関節への負荷を測定することで、ジャンプや落下時のケガへの備えにもなるという。
さらに、体重の一部を吊ることで「空中を走る」ようなランニングマシーン(体重免荷トレッドミル)も。
こちらは空中や、不安定な地形でも安定したランディング&ダッシュのため、フォームの最適化の訓練になる。
他にもバランス、体幹を強化するため、特殊なトレーニングが並ぶ。軽やかに街を飛び回る彼女だが、この裏には血のにじむような努力があった。
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