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ガルシアがヘイニーから3度ダウン奪い、まさかの勝利「毎晩酒を飲んでいた」ヘイニーは王座据え置きか

2024/04/21(日)UP

デビン・ヘイニーvsライアン・ガルシア 結果・速報

ガルシアが勝利(@goldenboyより)

4月21日(日・日本時間)に米ニューヨーク・ブルックリンで開催されたプロボクシング[ヘイニーvsガルシア]では、元WBC世界ライト級暫定王者ライアン・ガルシア(25=米国)が、WBC世界スーパーライト級王者デビン・ヘイニー(25=米国)から3度ダウンを奪い、判定2-0(112-112、114-110、115-109)で勝利した。
ガルシアは前日計量で約1.5kgの超過、さらにはメンタルの問題も噂されていたが、大番狂わせで勝利した。

【動画】まさかの大番狂わせ!ガルシアの強烈左フックが3度のダウンを奪う瞬間!

ガルシアがダウンを奪った瞬間 @goldenboy

ガルシアは、計量失敗により勝利しても王座獲得できず、ヘイニーが負けると王座は空位となる取り決めだった。しかし試合後、WBCスレイマン会長は「ヘイニーが世界王座を引き続き保持する」と発表した。

2人はアマ時代3勝3敗同士のライバルで、今回は互いに”決着戦”という位置づけだ。
しかしヘイニーは世界ライト級4団体を統一し、昨年はロマチェンコも撃破。下馬評ではヘイニーが大分有利とされている。

前日計量ではガルシアが、3.2ポンド(1.45kg)オーバーの大幅超過。しかし計量台でビールを一気飲みするなどし、メンタル面での問題を抱えているのではとも噂されていた。

バッタリとダウンも立ち上がろうとするヘイニー(@DAZN Boxingより)

試合は、1Rからガルシアの左が火を吹き、ヘイニーがグラつく場面も。しかし2Rからはヘイニーが立て直し、ジャブを中心に試合を組み立てる。ガルシアは一発を狙いすぎているのか、手数が少ない。
ヘイニーペースの試合が続く中、6Rにはガルシアが手を出し始め打ち合いに。

そして7R、ガルシアの左フックでヘイニーがダウン!立ち上がるも足がふらついている。ガルシアはたたみかけに行くがヘイニーはクリンチで耐える。ガルシアがブレイク中の攻撃で減点される場面も。

8、9Rはヘイニーが驚くべき回復で逆転を狙う。ガルシアは打ち疲れたか、背中を向ける場面も。

しかし10R、ガルシアの右ストレートからの左がヒットし、ヘイニーが2度目のダウン!ヘイニーは立ち上がるも脚がガクガクだ。
11R、またもガルシアの左フックが火を吹き、左の連打でヘイニーが3度目のダウンを喫する。最終12Rにはガルシアは終盤ダンスを踊るなど余裕のパフォーマンスだ。

ガルシアがまさかの勝利 @goldenboy

判定は2-0でガルシアが勝利。
元々この試合はヘイニーの持つWBC世界スーパーライト級王座が懸けられていたが、ガルシアは、計量失敗により勝利しても王座獲得なし。ヘイニーが負けると王座は空位となる取り決めだった。しかし試合後、WBCスレイマン会長は「ヘイニーが世界王座を引き続き保持する」と発表した。

ガルシアは記者会見で「狂っているのはいったい誰なんだ?ああ、キャンプ中は毎日酒を飲んでいたさ。しかしそれで何が起こった?俺が勝った」と誇らしげに語った。
ヘイニーは後半のダメージで重傷を負ったのではと心配の声も多い。
2度目の対決は行われるのか。

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