井上戦でバズったリングガール雪平莉左に、”リング上がれず”もう一人の天野麻菜の心境とは

2022/08/18（木）UP

6月に行われた井上尚弥vsノニト・ドネアの3団体王座統一戦。8月15日にWOWOWにてテレビ初放送され再び注目を浴びた。
試合は２Rに井上の左フックがドネアのアゴを打ち抜きKO勝ちとなったため、ラウンドガールがボードを持ってリングに上がれたのは1ラウンド終了のインターバル時のみ。登場したのは雪平莉左（28）1人だった。これにマスコミが話題にし、大人気となった。
その人気に、共にリングガールを務め、井上戦でリングに上がれなかった天野麻菜（30）はどう思っているのだろうか。なぜ雪平がリングガールのトップバッターに？　天野に直接聞いてみた。

【フォト】天野と雪平のラウンドガールとグラビア姿

リングガールはオープニングとエンディングは関係者やリングアナらと共にリングに上がるが、やはり注目されるのは、ラウンド間のウォーキングだ。興行によってはリングに2人のリングガールがボードを持つ場合があるが、この興行では、1人だけがリングガールとして登場する。

■なぜ雪平が最初のラウンドガールに？

1ラウンド終了後の最初の登場はなぜ雪平だったのか。セミファイナルでは天野が最初にリングに上がっていた。その理由を天野に聞くと「1つの試合毎ではなく、私、雪平の流れを交互にやり続ける形です。例えばセミで私が2Rを回りその2RでKOしたら、メインは順番なので雪平ちゃんが回る、。雪平ちゃんの回で終われば私からというと言う流れなんです」と語った。
セミファイナルは６RでKO勝利。天野が回ったラウンドで終了したため、メインの井上戦の最初の登場は雪平からになる。最初のラウンドを射止めるのはまるでルーレットのような運になる。

天野は井上が１R終盤にダウンを取ったとき、ここで終了し”ラウンドガールの出番はないかも”と思ったと言う。しかし起き上がったドネア。ここで、天野の方が「１Rは私が行く」とはならないものだろうか。
「それはないです（笑）ただ自分が回りたいと思ったら”回りたい！”と願い出るのは自由なので、そう言えば回れたと思いますけどね。雪平ちゃんは世界戦が初めてだったので、なるべく多く回ってほしいし、空気に慣れてほしいと思ってました」と語った。雪平は天野が所属した元芸能事務所の後輩で、ラウンドガール経験も浅い。年下の後輩を応援した形だ。
天野は4年前からリングガールを務めWBSSをはじめ世界戦を含む多くの国内試合でリングガールを務めてきた。雪平は昨年からリングガールを務め、世界戦は初めてだった。

■1度だけのリングガールに立ち、人気となった雪平に対する思いとは

ところで天野は雪平が大きく注目を浴び人気となったことにどう思っているのだろうか。
「井上戦の数日後に後楽園ホールでのリングガールで会った時に”すごい反響だね”と話しました。取り上げて頂くことはラウンドガールとして本当に光栄です。実は私も3年前に村田諒太選手の試合で涙を流して連日ニュースになってしまって」と照れくさそうに話す。天野は雪平のブレイクには嬉しく思い、リングガールとして今後の成長に期待したいとした。
天野は１９年７月の『村田諒太vsロブ・ブラント２』で村田がリベンジしたとき涙を流した。今年の村田vsゴロフキン戦でも同じく涙を流し話題となっている。しかしドネアをKOし、井上が勝利のコメント中、雪平が涙を流してたことはニュースになったが、対する天野は笑顔で拍手。笑顔の天野はニュースにはならなかった。
「村田選手の負けてもボクシングにかける姿、ゴロフキン選手の紳士さが素晴らしく思わず涙が出てしまいました。井上選手は磐石というか、圧倒で。笑顔で拍手していましたね」と涙と笑顔の理由を語った。

■今年は８年ぶりにグラビアに本格復帰！天野も”タイトル”挑戦！

天野と雪平は井上戦後もすでに２度の日本タイトル戦などのリングガールを務めているが、天野に今後について聞くと芸能生活14年、30歳にして今年８年ぶりの本格グラビア復帰を決意したという。現在、週刊ポスト開催の「日本グラビアクイーンコンテスト」にエントリー中だ。これはファンからの一般投票で決められるが、8月21日までの1次選考では41名の中から16名に絞られる。「なんとか爪跡を残したい」と意気込む天野。3次選考を経てグランプリを目指す。

♢あまの・まな 1991年10月14日大阪府出身、T162㎝  B87,W56,H86、趣味:サウナ、ゴルフ、特技：効きビール、フットサル/3000日以上毎日ビールを飲み続けるビール女子
・フジボクシングのリングガールほか、映画『サマーソング』『THE BAD LOSERS』をはじめ、ドラマ、舞台など女優としても活躍。今年はグラビアに注力し、8月22日には週プレデジタル写真集も発売予定。週刊ポスト開催の「日本グラビアクイーンコンテスト」にも注目される。ミスiD2013/ヤングジャンプ14代目ぷるるんQUEEN。

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