元RIZIN王者プロハースカ、大逆転KO負け!相手のケガに”手加減”「情けをかけてしまった」念願のタイトルマッチで…=UFC
4月12日(日本時間)、米フロリダ州で開催された『UFC 327』の[ライトヘビー級王座決定戦]で、まさかの大逆転劇が起きた。元王者で、元RIZIN王者でもあるイリー・プロハースカ(33=チェコ)が、ヒザを負傷したカーロス・アルバーグ(35=ニュージーランド)に1R 3分45秒、大逆転TKO負け。
相手に”情け”をかけた結果、カウンターの左フック一撃で沈んだ。
【フォト・動画】プロハースカ、フック一撃で大逆転KO負けの瞬間!
■膝崩壊のアルバーグ、片足で立つのがやっと
試合開始早々、異変が起きた。アルバーグがステップを踏んだ瞬間、右膝がガクリと崩れ落ちた。明らかに重傷。まともに立てない状態で、誰もがプロハースカの勝利を確信した。
プロハースカはローキックで負傷した脚を攻め、優位に試合を進めた。だが、テイクダウンで寝かせて仕留めにいくことはせず、”立ち合い”を選択。地面を指さし、ガードを固め「パンチで来い」と挑発するような仕草も見せた。
■「彼が気の毒に思えた」勝利目前で緩んだ心
そして運命の瞬間。プロハースカが前進、ケージに追い詰めた瞬間、アルバーグの左フックがカウンターで炸裂。崩れ落ちたプロハースカにパウンドが降り注ぎ、レフェリーが試合を止めた。片足のアルバーグが大逆転でUFCライトヘビー級新王者に輝いた。
試合後、プロハースカは「情けを感じてしまった。彼が気の毒に思えたんだ。あの試合は勝っていた。手の中にあったのに、ケガを見て…クソッ」と悔し気に語る。
さらに病院から投稿したSNSでは「自分の愚かな情けがこの試合の代償になった。リマッチを希望する。あれは俺の試合だった」と、王座奪還への意欲を示した。
■ESPNは「UFC史上最大のミスの一つ」
米ESPNはこの一戦を「UFC史上最大のミスの一つ」と報道。「アルバーグの負傷はプロハースカ自身に最も大きな影響を与えた」「彼の感情的な反応と無謀さがKOへの扉を開いた」と厳しく分析した。
一方、新王者アルバーグは「膝を怪我した瞬間すぐにわかった。でも一発で倒せる感覚があった。自分を信じていた」と冷静にコメント。UFC10連勝で初の世界王座を手にした。
ケガの状態は現時点では発表されていないが「ACL断裂」との見方が強い。
プロハースカはRIZIN王者からUFCに渡り、2022年に王座を獲得したが、負傷で返上。アレックス・ペレイラに2連敗を喫した後、ジャマール・ヒル、カリル・ラウントリーJr.を連続KOして王座決定戦にこぎつけていた。念願のタイトル奪還は、”武士道精神”が裏目に出る結果となった。
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