【RIZIN】シバター、HIROYAに腕十字を取った瞬間に「1000万来たと思った」
12月31日(木)にさいたまスーパーアリーナにて開催された『Yogibo presents RIZIN.26』の出場し、HIROYA(28=TRY HARD GYM)と対戦した、シバター(35)が試合後インタビューに応じた。
電撃参戦が決まったシバターの対戦相手は、Xとして伏せられていたが、K-1のリングでも活躍したHIROYAとなった。試合は、1Rがキックボクシングルール、2RがMMAルールであった。
試合は、シバターが、プロレス式のロープワーク、胴回し回転蹴りを見せて会場を沸かせ、何と右ショートアッパーでHIROYAからダウンを奪取する。2Rには、シバターは、腕十字を狙い攻勢を保ったが、HIROYAも負けじと、右ロー、右フック、右ハイキックと襲い、終了のゴングを迎えた。リング上ではKO一本決着がつかず、タイムアップのためドロー結果となったが、その後の審判団によるビデオ審査の結果、HIROYAがシバターの腕十字にタップしていることが確認された為、シバターの一本勝ちとなった。
RIZINアンバサダーのくるみが、シバターのインタビューを担当し「おめでとうございます」との言葉も。シバターは「可愛いですね。おめでとうなのかな(笑)」と顔を綻ばせた。大晦日の大舞台にも「プロレスも総合もリングに関しては関係ないですね。いつも通りの自分でした」と意外にも平常心で、戦うことができたという。
何とキックルールで、HIROYAからダウンを奪ったシバター。「(HIROYAの)パンチはだいぶ効いてフラフラしました。いつのが効いたか思い出せない」と試合時のダメージを受けたタイミングについては、覚えていないという。ダウンを奪った攻撃については「(HIROYAが)大振りになってくれたおかげで勝機が生まれたと思います」と振り返った。
プロレス式のロープワークなどを見せ、MMAファイターの中では異色の存在であるところも見せたが、「ちゃんと総合やってきたというのを見せられた。綺麗な試合ではなかったけど、格闘技やってきて、ロープ、ラリアットはいつもの感じだから、これまでやってきた総合の戦い方ができたかなと思います」と、シバターにとっては通常通りだと明かした。
入場時には、人気YouTuberのヒカル、てんちむを引き連れて入場したシバター。ヒカルは、自身のTwitterで、シバターが試合に勝ったら「1000万円」と発言していた。
これについて、シバターは「本当に控室で、YouTuberってやらせの時もあるんですけど、あれはガチだった。勝ったら1000万、負けたら坊主と言われていました。それで、(シバターから)OKを出したら、ヒカルさんが、マネージャーに『バリカンを買ってきて』と言ってました(笑)腕十字でキャッチの状態に入った時に、『1000万来たあ』と思ったら、抜けていました」と笑う。引き分けだった時の賞金に関しては、「それは控室に行って交渉します」と笑顔でコメントした。