【BD】安保瑠輝也、スダリオ剛に激勝!44kg以上の体重差をスピード勝負で凌駕
BreakingDown株式会社
『BreakingDown12』
2024年6月2日(日)東京・アリーナ立川立飛
▼第23試合 無差別級スペシャルワンマッチ キックルール
○安保瑠輝也
延長判定5-0
●スダリオ剛
遂に危険すぎる喧嘩マッチが実現。ことの発端は安保がRIZIN参戦の際、MMAを揶揄した発言したことにスダリオが激怒、SNSを通じてやり合った。一時は和解するも、その後のやり取りで再び大喧嘩。BDの場で決着をつけることとなった。気になるのは両者の体格差。身長はそれほど変わらないが、前日計量では44kg以上と異常な体重差だ。果たして、どのような決着がつくのか。
試合は1R、開始から緊張感。安保が序盤から俊速の左ハイキック!スダリオのガード上からも会場がどよめく。スピーディーな蹴り技で安保が試合のペースを握る。スダリオが前に伸ばした左手が当たっただけで、安保は後ろに吹き飛ぶ。終盤、安保がスダリオに顔面前蹴りをヒット。
2R、安保は鋭いハイキック、ジャブと攻め続けるが、安保のスピードに翻弄されたか、スダリオは手が出ない。
3R、安保もスダリオも前に出てパンチの交差も、安保の左ミドルがヒット。残り10秒、スダリオの左がヒットし、安保がぐらつく場面もあったが、タイムアップ。
特別に延長Rが設けられ、安保の左ハイキックと同時にスダリオの左のパンチが同タイミングでヒット。安保は右目上をカットし流血する。
大きなダウンもなく勝敗は判定へ。
判定は5名全員が安保を支持、安保が44kg以上の体重差を乗り越えて、スダリオに勝利した。
安保は勝利マイクで「メインイベントなので、ぶっ倒すつもりだったが、(スダリオが)テクニックもあったし、かすっただけで怪我をした。因縁から始まったが、対戦できたことで、スダリオ選手、ありがとう。またリングに戻ってきます。俺はブレイキングダウンが大好き」と語った。