【RIZIN】クレベルが“王者対決”で悔しい判定負けも、パトリシオ「彼とはベルトを懸け戦いたい」と再戦要求
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『湘南美容クリニック presents RIZIN.40』
2022年12月31日(土)さいたまスーパーアリーナ
▼第14試合 RIZINvs.Bellator 全面対抗戦
RIZIN MMAルール:5分3R(66.0kg)
●クレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術/RIZINフェザー級王者)
判定0-3
〇パトリシオ・”ピットブル”・フレイレ(ブラジル/ピットブル・ブラザーズ/現Bellator世界フェザー級王者)
クレベルは、Rebel FCフェザー級王者、KSW同級王者を経て、23日には牛久絢太郎に三角絞めで一本勝ちし、念願のRIZIN王者に。
RIZINでは朝倉未来戦を含めて6連続一本勝ち、計31勝のうち27が一本勝ちという寝技のスペシャリストだ。
対するパトリシオはBellator 史上3番目となる2階級制覇王者(ライト級&フェザー級)。昨年7月のフェザー級WGP決勝で一本負けを喫し、AJマッキーに王座を奪われたが、今年4月にマッキーとのダイレクトリマッチに判定勝利し、王座を取り戻した。
1R、クレベルが下がりながら前蹴り、ミドルを蹴りつつ、早くもパトリシオにタックル。引き込むがパトリシオは立つ。
パトリシオは落ち着いてじわじわと距離を詰め、フック、右ロー。クレベルがハイキックした後にタックルも、パトリシオは投げ飛ばす。
その後もクレベルがタックル、引き込みにチャレンジしては、パトリシオが立ち上がる展開が続く。
ラスト10秒、クレベルの首投げから立ち上がったパトリシオに、クレベルの左フックがヒットさせる。
2Rも、パトリシオのじわじわと詰めるスタイルは変わらず。クレベルはこのラウンドは蹴りを中心に打撃を繰り出し、タックルを仕掛けない。クレベルの前蹴りがヒットするも、パトリシオの右フックがヒット、クレベルの右目じりからは出血。
3R、クレベルが蹴りから突如タックルからの引き込み。しかしまたも立たれる。クレベルは立ち上がらず、寝たまま足で防御も、パトリシオがその足を蹴りまくる。
クレベルが組み付き投げ倒し、ついに上を取るも組み切れず、踏みつける!しかし冷静にかわしたパトリシオは立つ。
決死のクレベルがパンチラッシュから引き込みに成功、クレベルは下から鉄槌で攻めるが立たれ、またも猪木アリ状態に。グラウンドに戻され、ゴングが鳴った。
判定は3-0でピットブル。ポイントポイントで打撃を当て、あぶなげなく支配権を取ったパトリシオが勝利。ベラトール軍4勝目をあげた。
パトリシオはマイクで「クレベルはチャンピオンにふさわしい強い相手だった。次回はまた彼とチャンピオンベルトを懸けて戦いたい」と、2度目の対戦をタイトルマッチとして希望したいとコメントした。
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