【RIZIN】女王・伊澤星花が世界グランプリ制覇!韓国強豪パク・シウの猛攻に「怖かった…」と号泣
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『湘南美容クリニック presents RIZIN.40』
2022年12月31日(土)さいたまスーパーアリーナ
▼第10試合 RIZIN WORLD GP2022 スーパーアトム級トーナメント 決勝
RIZIN MMAトーナメントルール:5分 3R(49.0kg)
〇伊澤星花(フリー)
判定2-1
●パク・シウ(KRAZY BEE)
※伊澤がWGP制覇
RIZINスーパーアトム級王者の伊澤は7月の1回戦でラーラ・フォントーラを、準決勝ではアナスタシア・スヴェッキスカからいずれも一本勝ちで決勝に進出。
対するパクは1回戦で浅倉カンナに、準決勝で浜崎朱加にこちらはいずれも判定勝利で勝ち上がってきた。
両者は昨年10月のDEEP で対戦し、伊澤が判定勝利しているが、両者共にこの1年間で大きな成長を遂げている。
1R、伊澤は右フックを打ちながらタックルに行くと、バックへ周り組みつき4の字を組む。パクは立ったままコーナーに頭をつけ、伊澤の後ろからの打撃をしのぐ。
さらに伊澤が完全におぶさる状態となりバックから鉄槌の嵐。ラスト10秒で伊澤が組みを解くとパンチからヒザを入れる。
2R、パクがスイッチしながら前へでるとワンツーをヒット。伊澤のシングルレッグも切っては組んで、顔面にヒザを入れるパク。しかし伊澤がパクの首を取るなど、またもコーナー際でのスタンド組みの展開へ。ラスト1分、ブレイクがかかりスタンドへ戻り、ラスト20秒は殴りあう。
3R、パクが右フックを伊澤へヒットさせる。伊澤は組み付くが、パクは投げ飛ばす。中盤、伊澤は今度は正面から組み付いた状態でスタンド4の字。倒れないパク。
そこで伊澤が首を取るも、パクが振りほどき、強烈な鉄槌連打!防戦の伊澤。しかし伊澤はパクの右足を取りアキレスを狙う。パクは脱出し踏みつけに行くと、伊澤が下から組み付き、しかしパクはまたも脱出。飛びあがっては再度踏みつける!ここでゴング。
判定は2-1のスプリットで伊澤の勝利。女王が接戦の激闘を制しワールドグランプリの栄冠を手にした。
伊澤はマイクで「パク・シウ選手本当に強くて、怖かったです」と泣き出してしまう。続けて涙ながらに「怖かったけど、勝ててよかったですけど、もっともっと強くなれるように頑張ります」とコメント。さらに「優勝賞金たくさんもらったので、COROさんと結婚式したいです。(師匠の)横田さん、来年ブレイキングダウンのオーディションに出ます」とアピールしリングを去った。
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