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ボクシング初戦のMMA選手、タックルで倒しヒジ打ちに会場騒然!反則負けも「再戦希望」

2024/03/05(火)UP

ヒジ打ちを見舞い、相手は立てず rocky_boxing_night 公式インスタグラムより

3月2日(土・現地時間)ポーランドのコシャリンで開催されたボクシングイベントで、デビュー戦のヘビー級MMAファイターが、クリンチからのタックル!相手をテイクダウンすると、パウンド、さらにヒジを落とし2R 失格負けとなった。
MMAファイターは謝罪すると共に、再戦を希望している。

【動画】なんとボクシングでテイクダウンからのヒジ打ち!相手は立ち上がれず…

失格負けのファイターは、MMA8勝(5KO 1一本)7敗のストライカー、マルシン・シアノス(ポーランド)。今回がボクシングデビュー戦だ。
相手はボクシング8勝無敗(4KO)のアルトゥール・ビゼフスキ(ポーランド)と、いきなり強敵だ。

試合は[ヘビー級6回戦]で行われ、1Rはボクサーのビゼフスキが鋭いジャブ・ストレートで優勢に。
しかし2R、MMAファイターのシアノスがパワフルな左フックで相手をグラつかせる!

ここを勝機と見たのか、しかしシアノスは、なんとクリンチから両足を抱え上げるとダブルレッグテイクダウン!さらにパウンドから右ヒジ打ちを入れる!
即座にレフリーが停止するも、相手は呻いて起き上がれない。

シアノスは2R 37秒で失格負けを宣告された。
場内はブーイングの嵐で、ものを投げつける者や、リングに乱入しようとする者も。暴動寸前の中、シアノスは急いで会場を後にした。

翌3日、シアノスはSNSで相手に謝罪し「言い訳出来ないことで、非難されるべきこと。もうプロボクシングのリングに立てないかもしれない」と非を認めている。

しかし「個人的には自分は敗者だと思っていないし、相手が勝者とも思っていない。もし再戦出来るなら、試合の結果に関わらず、相手の慈善団体にギャラ全額を寄付する」と決着をつけたいと希望した。

Boxrecのシアノスのページを見ると、「ポーランドボクシング連盟から無期限出場停止処分を受ける」と書かれており、当面本国でリングに上がることは出来ないようだ。

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