【RIZIN】クレベル、怒涛のサブミッション攻撃でケラモフに完勝！元王者対決を制し連敗をストップ

2025/12/31（水）UP

RIZIN FIGHTING FEDERATION
『Yogibo presents RIZIN師走の超強者祭り』
2025年12月31日（水）さいたまスーパーアリーナ

▼RIZIN MMAルール：5分 3R フェザー級（66.0kg）
○クレベル・コイケ（ボンサイ柔術）
判定3-0
●ヴガール・ケラモフ（アゼルバイジャン）

元RIZIN王者対決。クレベルは今年5月にラジャブアリ・シェイドゥラエフにKO負けで王座陥落。今年7月には朝倉未来にも敗れ2連敗中だ。

対するケラモフは23年11月に鈴木千裕にKO負けし王座陥落。24年大晦日にホベルト・サトシ・ソウザのライト級王座に挑んだが一本負け。しかし今年6月に木村柊也を判定で下し再起した。

1R、打撃勝負のケラモフと寝技勝負のクレベル、一進一退の攻防。ケラモフは強力なフックを振り回しテイクダウンを重ねるが、下になったクレベルが三角絞めなどサブミッションを仕掛けると、深追いせずにすぐに立ち上がる。

2R、前に出て打撃勝負にいくクレベルに対しケラモフがダブルレッグでテイクダウン。クレベルのクローズドガードでの巧みなコントロールにケラモフはパウンドが打てない。後半、クレベルが引き込んでバックテイクからのマウント奪取。ケラモフが嫌がって起き上がると、電光石火の三角絞め！しかしこれをケラモフが力で抜け出す。終盤、クレベルがフロントチョーク、これもケラモフは抜け出す。

3R開始すぐ、クレベルが必殺の三角十字！勝利を確信したか、クレベルは叫ぶが、ケラモフは耐え抜き、技を解除させる。残り1分弱、ケラモフがタックルでクレベルをテイクダウンするも、逆にクレベルがトップを奪い、横三角！完全に極まったかに見えたが、耐えるケラモフはタップを拒み、再び力で抜け出す。

ニアフィニッシュと優勢に試合を進めたクレベルが判定3-0で完勝。勝利マイクで「神様ありがとう。今日は素晴らしい試合じゃないが、これからも頑張る。タイトルマッチしたい。シェイドゥラエフと朝倉にリベンジしたい」と喜ぶと「1.2.3.ポペガー」と締めた。

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