【ボクシング】亀田興毅が謝罪、ヒロキングが皇治への故意のバッティング問題に
8月14日(日)に行われた『ABEMAスペシャルマッチ by 3150FIGHT』では、皇治(33=TEAM ONE)に対し、対戦相手のヒロキング(29=福重浩輝/KWORLD3)がバッティング行為を行った。『3150FIGHT』の亀田興毅ファウンダーは16日、バッティング問題について謝罪すると共に、ヒロキングに厳重注意を与えたことを明らかにした。
『3150FIGHT』は、元ボクシング3階級制覇王者・亀田興毅がファウンダーのボクシングイベント。キックボクサーである皇治の試合は、JBC管轄の公式戦ではなく『3150FIGHT vol.3』公式戦終了後、同会場でエキシビションファイトとしてABEMA番組企画として実施された。対するヒロキングは3150FIGHT出身のファイターだ。
試合では2R、ヒロキングが頭から突っ込みバッティングに。故意と思える動きだったことから会場はブーイングとなり、解説の竹原慎二や内山高志も苦言を呈した。またネットでも物議をかもしていた。
16日、亀田ファウンダーはツイッターに「ABEMAスペシャルマッチ『皇治vsヒロキング』のバッティング問題について、観戦された一部の方々に不快な思いをさせた事を深くお詫び申し上げます」と謝罪を表明。
続けて「本企画は、プロボクシング公式戦『3150FIGHT vol.3』とは別枠のイベントであるとは故、配慮に欠けた行動をとったヒロキングに厳重注意を与えました」とヒロキングに厳重注意を行ったことを明らかにした。
さらに「また、皇治選手からは、ヒロキングのリング上の振る舞いについて一部批判が起きていることを聞き、『何か自分に出来ることはないか』と心温まるエールも頂いております。今後このような事が起こらぬよう再発防止に尽力いたします」と”被害”の当事者である皇治がフォローに動こうとしていたことも明かした。
皇治は試合後の記者会見で「バッティングは痛い、やったことは帰ってくる。俺にはどんどんバッティングしてください、全然効かないんでね」と笑いを取りながら「あまり責めてやってほしくない。暖かく応援してあげてくれたらうれしい」とヒロキングをフォローしている。
ヒロキングは試合後のインタビューでは「向こうが(バッティングをしてこいと)言ったんでやりました」と故意でやったと認めている。
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