【RIZIN】ミルコが全試合KOでトーナメント制覇
RIZIN FIGHTING FEDERATION
「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント Final ROUND」
2016年12月31日(土)さいたまスーパーアリーナ
▼第11試合 無差別級トーナメント決勝戦 RIZINトーナメントルール 5分3R/延長5分1R
○ミルコ・クロコップ(クロアチア/PRIDE無差別級グランプリ2006優勝/K-1 WORLD GP 2012優勝)
KO 1R 2分02秒 ※パウンド
●アミール・アリアックバリ(イラン)
※ミルコがトーナメント優勝。
1R、アリアックバリが組み付いていくと、ミルコはコーナーを背にしてヒザ蹴りを見舞う。離れるとミルコはジャブ。アリアックバリが前へ出ようとしたところへ、ミルコが左フックでダウンを奪う。
アリアックバリはすぐに立ち上がるがミルコが一気に襲い掛かり、再び左フックでダウンを奪う。すかさずパウンドを2発叩き込んだところでレフェリーがストップ。ミルコがトーナメント3試合全てKO勝ちで優勝を飾った。
場内が大歓声に包まれる中、男泣きするミルコ。リングサイドで観ていたジェロム・レ・バンナも立ち上がって拍手を送った。
チャンピオンベルト、優勝トロフィーを受け取ったミルコは「とても厳しくハードな戦いを全て戦い終えました。途中で相手が変わったり、怪我をしたり、キャンプは長く過酷なものでしたがこの場に立って全てが報われました。今から10年前、本当に過酷なグランプリを戦い抜きました(2006年のPRIDE無差別級トーナメントのこと)。それからのことが走馬灯のように頭を駆け巡っています。ここまで来れたのはチームと応援してくれた皆さんのおかげだと思います。アイシテイマス」と優勝の喜びを語った。