【RIZIN】ミルコ、シウバ欠場に怒り「小さいネズミのような存在。臆病者」
12月29日(木)さいたまスーパーアリーナ にて開催される『RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2016 無差別級トーナメント 2nd ROUND』に出場する選手たちの個別インタビューが、27日(火)都内にて行われた。
2006年に開催された『PRIDE無差別級グランプリ2006』に続き、今回も無差別級トーナメント優勝を目指すミルコ・クロコップ(クロアチア)が来日。「コンディションは良好。調子はいい。準備は出来ているよ。もし出来ていないならここに座っていない」と、準備万端であると語る。
2nd ROUNDの対戦相手がヴァンダレイ・シウバからキング・モーに変わったことについては「もっと危険な相手になったね。昨年のチャンピオンだし、モーの方が手強い。キャリア終盤に差し掛かっている自分にとっては強い相手だよ」と、シウバ以上の強敵だと評価する。
そのシウバには「私にとっては小さいネズミのような存在だ。臆病者になっていて男としてはいかがなものか。彼に言葉を割く時間がもったいない」と痛烈なコメントも。
モーとの試合については「彼のテイクダウンは素晴らしい。だが、私のテイクダウンディフェンスも優れている」と、攻略に自信を覗かせた。
勝ち上がり予想を聞かれると「バルトは体重も重いし若い。高阪もタフだね、トンプソンにKO勝ちしているだろう? 誰が上がって来るかは分からない」という。
今後については「今後も絶対にRIZINで戦うよ。トーナメントで怪我をする可能性もあるから、次がいつとは言えないがRIZINが唯一の選択肢だ。まずはモーに勝つこと。その後は順を追って」と、RIZIN以外のリングに上がるつもりはないとした。
最後には「ワンマッチよりもトーナメントスタイルの方が好きだね。いちいち個々の試合のために個別に時間を掛けて準備しないで良いし、場所も飛び回らなくて済むからね。あと、試合ごとに開かれる記者会見で退屈な質問をずっと聞いていなくても済むだろう ?ジョークだよ(笑)」と、記者たちを笑わせるリラックスムードで会見を締めくくった。
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