中谷潤人の挑戦者に“5度ダウン奪う”KO!渡米した日本人ボクサーが話題「何者だ!?」
11月8日(日本時間)米国で行われたプロボクシング[バンタム級10回戦]では、米国で活躍する日本人ボクサー・秋次克真が、7R ボディ悶絶のKO勝利。昨年7月に中谷潤人の王座にも挑戦したビンセント・アストロラビオ(比)に、計5度もダウンを奪う圧勝だった。この躍進にSNSでは「こんな強い人いたの」「バンタム級日本勢と見たい」と期待が高まっている。
【フォト&動画】秋次が強烈ボディKOの瞬間!相手は苦悶の表情
秋次は28歳、バンタム級の14戦(4KO)無敗ボクサー。和歌山県に生まれ、幼少の頃よりボクシングに励むが、16歳の時に単身渡米し、18年にプロデビューした。21年には現地で結婚し、米国で無敗のキャリアを築き続けている。
中谷潤人や階級上のマーク・マグサヨら、王者クラスのスパーリングパートナーも多く務めている。
対するアストロラビオは20勝(15KO)6敗。2度の世界挑戦経験を持ち、昨年7月には来日し中谷の持つWBC王座に挑むも、KO負けしている。試合前はWBO9位。
試合は秋次のまさに圧勝。
サウスポーの秋次は、前へ出て左を狙うと、2Rには左ボディで相手はダウン。
秋次はボディを狙い続け、4Rにも左ボディからの右ボディで再びダウンを奪う。その後にもアストロラビオは右ボディでしゃがみ込むダウンとボロボロだ。
5R、アストロラビオはフック連打で巻き返し、秋次は右目上をカット。しかし6R、秋次の強烈左ボディで、4度目のダウンを喫する。
最後は7R、秋次の連打からのボディにアストロラビオは背中を丸め、左ボディで5度目のダウン。レフェリーが即座に止めた。
今回の勝利で日本のファンたちも歓喜。SNSでは「普通に強い、何者!?」「逆輸入のスター候補」「バンタム級日本勢との絡みが見たすぎる」とファンの間で話題、試合前には「天心と見たい」などの声もあった。
試合前、秋次が12位となっていたIBFでは、王者から2位は空位、秋次の上11位には井岡一翔、10位には比嘉大吾と並んでいる。また6位には増田陸だ。
日本人対決はすぐには決まらない可能性が高いが、いよいよ花開く彼の躍進を楽しみにしたい。
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