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【RIZIN】久保優太、”シバターに騙された!”その台本認めた3つの理由

2022/01/03(月)UP

試合後の会見での久保、「シバターがロープワークでの逃げ、土下座パフォーマンスで、何を攻撃していいのか戸惑った」と話した。

大晦日のRIZINでシバターが久保優太に1R、わずか94秒、腕十字で一本勝ち。一夜明け、SNSに八百長または台本疑惑が拡散した。
試合後、シバターが久保に台本を持ちかけたLINEのやりとりのスクリーンショットが拡散。シバターは1R目は軽く流してほしい、てんちむにラウンドガールを頼んでいる関係上、てんちむを1R後のラウンドガールで出し、2Rは本気で行こうと提案。それに久保が了承したという内容だ。
シバターは自身のYouTubeでLINEは偽造と否定。持ちかけた事もないとした。
試合は1Rからローキックを入れていく久保。シバターは接近してのパンチが入り、反撃するも最後は久保が腕十字で極められルト久保陣営がタオル投入。一本負けとなった。久保は両手を広げ納得いかないと、顔と態度で示していた。やはり約束事があったのかとも思わせる。

【フォト】久保が一本負け、両手を広げ”納得いかない”この表情と態度

久保も試合から一夜明け、「嘘をつく人生は嫌だな。正直者が馬鹿を見るのか。騙されるより騙される方がいいのか。自分は真面目に誠実に紳士に生きたい。色々疲れた。事の経緯とかも全部きちんと話したい」とツイートもしていたことから、この八百長は本当なのか、憶測が広がった。

シバターが久保に腕十字を極めた瞬間

2日、久保のジムのスポンサーなどつながりのある青汁王子こと三崎優太氏がYouTube配信で久保に通話。久保が事情を語った。久保によると、シバターから「台本を持ちかけられた」と言う。
まず「RIZINの運営から(試合が)キャンセルになりそうだ」と聞いていたという久保。久保いわく「台本を持ちかけられたっていうのはあって。シバターさんから突然インスタグラムからメッセージがあって(シバターの棄権は)ガチだったらしくて”辞退してすみませんでした”という感じの連絡がダイレクトメッセージで突然来た」と言う。

シバターキャンセルの理由を久保は「(シバターは)パンチをもらうと身体が痺れてしまう」と聞いたという。久保が試合をしようと説得すると、クリスマスに電話がかかってきた。
「そこで台本の話をされて。まず顔を殴らないでくれって。蹴りは蹴っていい、蹴りはいくらでも受けますみたいな感じで」と顔面パンチ以外の攻撃を提案されたとのこと。

てっきりYouTubeでの朝倉未来戦や安保瑠輝也戦前にシバターが行った、土下座し八百長を持ちかけたものと同種かと思った久保だったが、シバターによると今回は本気だとのこと。

勝利で歓喜のシバターと負けを納得できない表情の久保

「それを飲んでもらえなかったら契約もまだしてないんで、カード発表はされているけど辞退しますんでみたいな感じになって。台本というかその約束事をやってくれるんだったら契約しようと思うんですけどみたいな」と出場と引き換えに”ブック”を提案してきたと言う。
ちなみにその通話は「信じていなかったので」と録音をしているらしい。

しかし久保はシバターの提案を飲んでしまった。

理由は主に以下の3つ
1、カード発表もされてて応援してくれてる方のチケットとか みんな動き出していること。

2、そもそも久保には違うカードがあって、そのカードが流れてしまった、今回のシバターも流れ、2回も流れるのは大晦日の出場のチャンスも無くなるのと、試合を成立させることを優先させたかった。
そこで「わかりました」と返信。シバターさんの意向に沿うので試合やってくださいみたいな感じで答えてしまった。

3、シバターの情に流されてしまった。要は1Rを流しても2Rに倒せばいいと思っていた。

「シバターさんは1Rで決着をつけないでくれと。顔は殴らないで蹴りはいくら蹴ってもいいってことで。1Rは(ラウンドガールで)てんちむさんとか呼んでおり、そのためにも2Rに行かないと(ラウンドガールの登場がないため)映らないと色々不都合がある」
「全然私負けていいんで怪我だけはしたくない理由がある。顔に障害があって、パンチを顔にもらうと痺れる。娘さんや奥さんがいて、今日も娘にクリスマスプレゼントをっていう話を、家族が大事だって話をしていた。僕の中で揺さぶられてしまった」

そして試合前日にまた連絡があったという。
「『明日は覚悟ができたんで2R目はハイキックとかの台本はナシでいいので1Rだけちょっとお願いできませんか』っていう流すことだけお願いできませんかって言われて、やっぱ試合を成立させることを優先にじゃないですけど、怪我させちゃったらいけないのかなとか、娘さんの背景とか言われてたんで、ちょっとこう自分の中で、これは良くないことなんだけど、自分の中では2Rで倒せばいいか位に思った」

しかしそんな約束もシバターが裏切って1Rから攻めてくることも疑っていたという。

■試合が始まるとシバターはガチに。壮大な絵だったら僕は完敗。
そして試合開始「1つ目のパンチでびっくりしちゃって、パンチは無しって聞いてたんでびっくりしちゃったっていうか。そこは自分の弱さであってしょうがない、そこは自分の敗因だと思ってる。これがほんと壮大な絵だったらシバターさん凄いなって率直に思う。完敗というか今はそんな気持ちです。
対戦相手には今まで僕も連絡取らなかった。YouTubeのやらせのこととかも聞いてたんで、その類だなって思っていた。今回は違うってことだったんで、自分の中で本当に勉強になった」

■LINEのやりとりのスクショは本物。
シバターは試合翌日に自身のYouTubeでLINEでの久保のやりとりは偽造と語ったが、久保は「スクショLINEは本物ですね」と言う。「僕は誰にも言ってなくて、みんなを裏切っちゃってる話になってるっていうか…手を抜くって言ったら言い方はアレだけど、自分の中では2Rで勝負だなぐらいに思ってたんで。言えなくてどうしようかなっていう感じでリングに上がってしまったみたいになった」と反省。

「そもそもシバターさん最初から僕をはめ込む気で…最初から僕も本気で行きたかった」とした。久保の言うことが本当なら再戦の場も欲しいところだ。プロレスラーvsキックボクサーの特別マッチはシバターのプロレス的な壮大な絵に負け、諦めるしかないのだろうか。

久保は「自分の口から、YouTubeなりで言わないといけない。これからきちんと動画を撮らないといけないと思っているけれど、テンパっているというか」と混乱した様子だ。

続けて「台本を持ちかけられた」という久保に、三崎氏が「RIZINが仕組んだわけではないですよね?」と質問すると「RIZINは関係ないと思います、というか、ないです」と選手間同士の問題だと語った。

果たしてこの騒動はどの方向に進んでいくだろうか。

▶︎【フォト】久保が一本負け、両手を広げ”納得いかない”この表情ほか試合写真

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