[RIZIN]朝倉海が勝利も、ヤマニハが脅威の打たれ強さ見せ激闘に
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN.30』
2021年9月19日(日)さいたまスーパーアリーナ
▼第10試合 RIZIN JAPAN GRAND-PRIX 2021 バンタム級トーナメント2回戦
RIZIN MMAトーナメントルール:5分 3R(61.0kg)
〇朝倉海(27=トライフォース赤坂/初代THE OUTSIDER 55-60kg級王者、第3代RIZINバンタム級王者)
判定3-0
●アラン“ヒロ”ヤマニハ(35=ブルテリア・ボンサイ)
朝倉はトーナメントの優勝候補に挙げられる元RIZINバンタム級王者。1回戦ではレスリングをベースとし”マジカルチョーク”の使い手である寝技師・渡部修斗を強烈なパウンドで1R TKO勝利。打撃力とフィジカルの強さを見せつけ勝ち上がっている。
1R、前に出た朝倉は左右ストレート、左ボディ、右フックと猛攻。だがヤマニハも左フックを打ち返す。ヤマニハのタックルを切り、朝倉は前蹴りと右ストレート。ヤマニハもしかし左フックを当ててくる。
3R、左ボディフックを打ち込む朝倉だが、ヤマニハはもっと打ってこいと挑発する。左フックを入れたヤマニハは組みついてバックに回り、そこからリフトしてテイクダウンを迫る。だが朝倉は立ち上がり、背後のヤマニハから体を放す。右ストレートの朝倉にヤマニハも左フックで対抗。打ち合いで試合終了となる。
判定を3-0で制した朝倉だが笑顔はなく、「たくさんの応援ありがとうございました。メインなのに判定で微妙な試合ですみません。このトーナメント絶対僕が優勝するので、大晦日までに必ずもっと強くなって戻ってくることを約束します」と語ってリングを降りた。